「気合」で乗り越えられないとき
根性で乗り越えられないときどうしたらいいか。
「気合」で乗り越えられないとき
太平洋戦争、いや、日露戦争・・・戦前から日本では根性、根性、ど根性で
なんでも解決できるという根性主義が蔓延しています。
でも、「気合」で乗り切れない局面になると、弱いです。
「気合」で乗り切れない局面に、どうしていいかわからない、
根性論の信者に多い「パニック」を起こすという悪いクセがあります。
スポーツ、例えば、野球でも、「投手に何が大事か」と尋ねられたとき
楽天野村監督は
1、打てるものなら打ってみろ!という気合、性根
2、技術
3、駆け引き
という3要素、と応えておられました。
野村監督も70歳を超えています。
「ああ、やっぱりな」一見すると、
古い根性主義、気合主義に思えます。
しかし、野村監督が言っていたのは、確かに気合は第一番の要素だけど、
それだけじゃないよ、ということでした。
○打者が打てないところに投げられる、コントロールや変化球という「技術」
(シュートを覚えろ!内角をつけ、と川崎投手を指導。エースに育てています)
○そして、相手を見て配球を考える「駆け引き」
(打者の強み、弱みをデータに取り込んで、カウント毎に配球を
ミーティングで徹底させていた、ID野球)
気合だけじゃない、テクニックと駆け引き、データ戦術も必要だよ、
ということです。
当然ビジネスでも同じことで、
高度成長期に気合で売ればいい、と、気合で売っていた営業マンや
営業出身の社長はこの景気後退期にはまったく通用していなくて、
「なんで売れないのかわからない」と平気な顔で相談してきます。
厳しい言い方ですが、要するに、準備、理論、データ、反省、相談、
フィードバックなどなど、今のビジネスシーンで当たり前のように
求められる能力やスキルが足りないのだと思います。
私は基本的には「巨人の星」よりもちょい下な世代なので
「根性論」嫌いではありません。
根性で主人公が世界を変える「少年ジャンプ的なストーリー」も好きです。
実際に根性で乗り切った経験を見たこともありますし、
それはまたすがすがしいほどすばらしい感動がありますよね。
だけど、「根性論」の経営者というのは結局のところ「無知」ってことで、
最終的には先日紹介した沈さんみたいなことになると思うんですよ。
http://www.dialogjapan.com/blog/2008/06/post_28.html#more
コンビニなのに「うちの強みは米と卵だ」ってね。
コンビニに10kgの米と卵ってどうよ?っていう感覚がマヒして
「うちは負けないんだ!負けたことない!」ってパニクッてましたよね。
ファミマ、ローソンのように「陣取り合戦を勝ち抜く」
という目的もなく、お客の支持を得るためにすべき戦略もなく経営しているため
上海から内部へ、って、要は、撤退を余儀なくさせられている。
それでも、「うちは前を走りますよ」と、現実をみていない。
メールの書き方指導で、とか、
ホームページのデザインが・・よりも以前の話です。
失敗を恐れることはありません。しかし、「根性」だけで失敗を乗り越えようと
していませんか?あるいは、根性だけで乗り越えようとしていませんか?
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